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インターネットが遅い場合の対象法14選!原因や通信速度の目安も紹介

インターネットが遅い場合の対象法14選

インターネットを利用していて「いつもより速度が遅いな」と感じることはありませんか?そのようなときは、インターネット回線やPCなどのデバイス、Wi-Fiルーターなどに問題が生じている可能性があります。インターネットの通信速度を元通りにするためには、原因の判別と適切な対応が必要です。

本記事では、さまざまな状況や環境に合わせた対処法を解説しています。インターネットが遅い原因について、原因を突き止めたうえで、対処していきましょう。

目次

インターネットの回線速度が遅い原因は?

インターネットの回線速度が遅い原因は?

インターネットの回線速度が遅くなる要因として、主に以下の7つが考えられます。

  • パソコンや端末に不具合が生じている
  • Wi-Fiルーターが故障している
  • ONU・光ケーブルが故障している
  • LANケーブルが劣化または故障している
  • Wi-Fiの電波が干渉している
  • プロバイダー設備に問題がある
  • IPv6を使用していない

これらの症状がどのようにインターネット回線に影響を及ぼすのか、詳しく見ていきましょう。

パソコンや端末に不具合が生じている

パソコンやスマホなど、インターネットを利用している端末に問題がある場合は、インターネット回線が遅くなることがあります。

不具合の原因として考えられるものは次のとおりです。

端末そのものが古い端末が古いと、処理速度が追いつかずに高速通信ができない場合がある。最新のWi-Fi規格に対応しておらず十分な通信速度が出ない
OSやアプリケーションが古い最新の状態でないと何かしらの不具合が生じることがあり、「回線が遅い」と感じることがある
バックグラウンドで余計なアプリケーションが稼動してる複数のアプリの同時処理にメモリを要してしまうため、処理が遅くなった結果として回線速度が遅くなることがある
ウイルスに感染しているウイルスに感染していると、勝手にデータを送信したり、システムを攻撃したりするので、デバイスの処理速度が遅くなるケースがある

これらの症状が見られる場合は、「パソコンや端末が原因でインターネットが遅い場合の対処法5選」を試してみましょう。それでも改善しない場合は、メーカーへの問い合わせや買い替えを検討してみてください。

Wi-Fiルーターが故障している

Wi-Fiルーターが故障していると、インターネット接続が不安定になることがあります。普段と違う色のランプが点滅・点灯している場合は、無線LANルーターに何かしらの不具合が生じている可能性が高いです。

その結果、ルーターからの信号が遠くに届かずインターネットの速度が低下する、信号が不安定になるなどのケースが見られることがあります。

インターネットを利用していて、Webサイトが表示されるまでに相当な時間がかかったり「オフラインです」と表示されたりするときは、Wi-Fiルーターが正常に動いているか確認しましょう。

ONU・光ケーブルが故障している

ONU(Optical Network Unit:光回線終端装置)や光ケーブルに問題がある場合、インターネットの速度が遅くなる可能性があります。

ONUは、家庭やオフィスに設置されている光ファイバーネットワークの終端に設置され、光信号とデジタル信号との相互変換を担う装置です。一方で光ケーブルは、光信号を伝送するためのケーブルで光ファイバーネットワークと接続されています。ONUや光ケーブルに問題がある場合、インターネット接続が不安定になり、速度が低下するケースも見られます。

また、ONU自体が故障した場合は光信号の品質や強さが低下するため、インターネットの速度に影響が生じる可能性が高いのです。

次のような症状が見られたときは、ONUや光ケーブルに問題がないか確認してみましょう。

CHECK!
  • インターネットに接続できない
  • 接続が途切れる
  • 本来の光回線の速度が出ていないなど

ONUに不具合が生じている場合、状態を示すランプが赤またはオレンジ色に点灯・点滅していることが多いです。

LANケーブルが劣化または故障している

LANケーブルは、コンピューターやネットワーク機器をルーターやスイッチに接続する用途で使用されます。LANケーブルの劣化や故障は、信号の伝送に影響を与え、インターネットの速度低下や接続の不安定さを引き起こす可能性があるのです。

LANケーブルが劣化または故障していると、次のような症状が出ることがあります。

CHECK!
  • インターネット接続が断続的に切れる
  • 接続が遅くなる

LANケーブルが劣化していると信号の品質が低下し、ノイズやエラーが発生しやすくなります。このことから、データの送受信に時間がかかり、インターネットの速度低下が見られる場合があるのです。

以下のような場合は、LANケーブルを交換すると改善されるケースが多いので、試してみると良いでしょう。

CHECK!
  • LANケーブルが折れ曲がっている
  • 接触不良が生じている
  • このようなときはケーブルを交換する

また、ケーブルがしっかりと差し込まれ、端子やコネクタに汚れやサビがないことも確認しましょう。

そのほか、LANケーブルの「カテゴリ」と呼ばれる種類が現在使用している光回線のスペックとマッチしていない場合も通信速度が低下する可能性があります。「CAT6」以上のものを使用しているか、側面の印字を確認してみてください。

Wi-Fiの電波が干渉している

Wi-Fiの電波が不安定なときには、他の電子機器と電波が干渉していないか確認しましょう。

たとえば、以下のような電子機器が近くにあると電波干渉の疑いがあります。

CHECK!
  • 電子レンジ
  • Bluetoothデバイス
  • コードレス電話機

家電製品の多くは、一般的に用いられることが多い「2.4GHz」帯域と近似した周波数を利用しており、無線LANが発する周波数と混線した結果、通信速度が低下する可能性があるのです。

プロバイダー設備に問題がある

契約しているプロバイダーのネットワーク設備に障害が発生すると、インターネット回線が影響を受け、速度低下や接続が不安定になることがあります。

また、同一プロバイダーを利用しているユーザーが増え、プロバイダーの設備で処理できる通信量を超過した場合にも回線速度が遅くなるケースも見られます。

以下の場合は、プロバイダー設備の問題を疑ってもいいでしょう。

CHECK!
  • 何をしてもインターネット接続ができない
  • 速度が極端に遅くなる
  • 特定のwebサイトへのアクセスに非常に時間がかかる
  • 特定の地域全体でアクセスができないなどの不具合が発生している

プロバイダー設備に問題がある場合は、ユーザー側でできる対策はほとんどありません。プロバイダーに直接問い合わせて対応してもらい、問題が解決するのを待ちましょう。

IPv6を使用していない

IPv6を使用していない場合にも、インターネットが遅くなることがあります。

IPv6は、インターネットのアドレス割り当て方式であり、IPv4と比較して割り当てられるアドレスが格段に増えており、旧規格と比較すると回線混雑が緩和されるため、結果として通信速度が速くなる場合が多いです。

最近のフレッツ光回線を利用したプロバイダーでは、標準でIPv6に対応したサービスが増えてきていますが、契約が古い方はIPv4の契約となっている場合があるため、プロバイダーに確認してみましょう。

の他の考えられる原因

ここまでに解説してきた原因に当てはまらない場合、下記のような要因が考えられます。

インターネット回線が遅いときに考えられる速度低下要因

プロバイダーの回線過負荷周辺の多くのユーザーが同時にネットワークを使用していることによる回線の混雑
地理的な制約住んでいる地域のインターネットインフラの整備が不十分な場合、回線の品質や速度に制約が生じることがある
サービスプランの制約利用しているインターネットサービスプロバイダーの契約プランによって、帯域幅や速度に制限がある場合がある
ネットワーク設定の問題ネットワークの設定にエラーがある場合、正常な通信が妨げられる可能性がある

パソコンや端末が原因でインターネットが遅い場合の対処法5選

パソコンや端末が原因でインターネットが遅い場合の対処法5選

インターネット回線は、パソコンや端末が原因で速度が遅くなる場合があります。

ここまで解説してきた、インターネット回線が遅くなる原因を参考に、下記の対策を実施してみましょう。

  • パソコンや端末を再起動させる
  • OSを最新の状態にアップデートする
  • 使用中のブラウザのキャッシュを削除する
  • ウイルス対策のセキュリティソフトを導入する
  • パソコンや端末を買い替える

それぞれの方法がどのようなものか、次項にて詳しく解説していきます。

パソコンや端末を再起動させる

ネットの速度が遅いと感じたときは、まずはパソコンや端末を再起動してみましょう。

再起動することで通信ログ(ネットワーク上のサーバーとの通信履歴や通信の結果などが記録されたもの)などがリセットされるため、快適に通信ができるようになるケースが見られるからです。通信ログの蓄積が蓄積されるとその分処理に負担がかかるため、通信回線に影響を及ぼすことは十分に考えられます。

また、同様に原因がよくわからなくてインターネットが遅い場合も、再起動により設定がリセットされ、問題が解決されることがあるため、不具合が生じたらまず再起動してみましょう。

OSを最新状態にアップデートする

OSを最新状態にアップデートすることは、インターネット速度を向上させるための有効な手段となる可能性があります。なぜなら、インターネット接続の速度に関する問題はOSのバグや不具合が原因となることがあるからです。

アップデートすると、新しい機能や修正プログラムなどがOSにあてられるので、安定したネットサーフィンができるようになる可能性があります。加えて、セキュリティ面でもアップデートされる場合が多いため、OSは最新の状態を保つべきです。

OSのアップデート方法について、Windowsを例に紹介します。

  1. 「スタート」→「設定」をクリック
  2. 設定画面が表示されたら「更新プログラムのチェック」をクリック
  3. 「Windows Update」を選択して、更新プログラムがあるか確認する
  4. 更新プログラムがあればインストールする
  5. Windows Updateが終了したら、パソコンを再起動する

OSを最新状態にアップデートしたら、Speedtestなどを使用して回線速度テストを実施し、速度をチェックしてみましょう。

使用中のブラウザのキャッシュを削除する

使用中のブラウザに、キャッシュ(一度訪れたWebサイトを素早く表示させるためにデータを一時的に保存する機能)が蓄積されているために回線速度が遅くなることもあります。その場合は、ブラウザのキャッシュクリアをするのがおすすめです。

キャッシュクリア方法を Google Chromeを例にとって紹介します。

  1. Google Chromeを立ち上げる
  2. 画面右上の「︙」をクリック
  3. 「その他ツール」にカーソルを合わせて「閲覧履歴の消去」をクリック
  1. 「閲覧履歴」と「キャッシュされた画像とファイル」のチェックボックスに✓を入れる
  1. 「データを消去」を選択

キャッシュクリアが終わったら、Speedtestなどを使用して回線速度をチェックしましょう。

キャッシュクリアをしても回線速度が改善されない場合は、他の方法を試してみることをおすすめします。

ウイルス対策のセキュリティソフトを導入する

セキュリティソフトを導入すること自体は、速度低下を改善させる対策にはなり得ませんが、今後のウイルス感染による速度低下を防ぐための非常に有効な手段となります。

セキュリティソフト導入のメリット

  • PCやスマホなどをウイルスなどから保護し、悪意のあるプログラムが勝手に作動し速度を低下させるのを防止
  • リアルタイムでウイルスの検出や防御を行い、悪意のあるプログラムのインストールや不審なリンクを踏まないようにブロック

ウイルス感染は、未然に防ぐのが定石です。信頼できるセキュリティソフトを選び、定期的なアップデートを行うことをおすすめします。

一般的なセキュリティソフトは、次の手順で導入可能です。

  1. インターネット上から信頼性の高いセキュリティソフトを選択
  2. ダウンロードページにアクセスし、指示に従ってセキュリティソフトをダウンロード
  3. ダウンロードが完了したら、インストーラーを実行してセキュリティソフトをインストール
  4. インストールが完了したら、ソフトウェアを起動し、アップデートやスキャンの設定をする

ただし、使用するセキュリティソフトは1種類のみとしてください。複数のセキュリティソフトを同時に利用すると、互いに干渉してパフォーマンスが低下する恐れがあるので注意しましょう。

パソコンや端末を買い替える

これまでに紹介した方法をすべて試してもネット速度の改善が見られない場合は、デバイス側に不具合が生じている、もしくはデバイスが古く、情報処理が遅い結果、通信速度が遅いように感じてしまっている可能性が高いです。場合によっては、修理ではなく買い替えも検討すべきでしょう。

買い替えるか、修理するか判断が難しい場合は、購入した家電量販店で相談する、購入した機器のカスタマーサポートに相談するのもよい選択肢です。

また、古いデバイスは、最新のOSアップデートが適用されない場合もあるため、注意しましょう。

ルーターが原因でインターネットが遅い場合の対処法6選

ルーターが原因でインターネットが遅い場合の対処法6選

無線LANルーターを使用してインターネットを使用している場合は、無線LANルーター側に問題が生じていることで通信速度に影響が出ることがあります。

このような場合は、次の方法を試してみましょう。

  • Wi-Fiルーターを再起動・再接続する
  • Wi-Fiルーターと機器の距離を近づける
  • 接続している端末の数を減らす
  • 周波数帯を変更する
  • 中継器を設置する
  • 有線(LANケーブル)接続を試してみる

これらの対策を行った後は、Speedtestなどを使用して回線速度テストを実施し、対処する前と後のダウンロード速度とアップロード速度を比較することが重要です。Wi-Fiルーターが原因による対処法の詳細については、次項より詳しく説明します。

Wi-Fiルーターを再起動・再接続する

インターネット回線が遅い、何回も切断されるなどの症状が発生したときには、Wi-Fiルーターを再起動・再接続すると解決できる場合があります。

Wi-Fiルーターは一度電源をオンにするとそのまま稼動し続けているので、熱やアクセスログ(通信記録)が蓄積されている場合があり、通信速度に影響を及ぼしている可能性があるのです。

再起動・再接続を実施すると、Wi-Fiルーターに蓄積された熱を下げたり、アクセスログのリセットがされたりした結果、通信速度が改善する可能性があります。

Wi-Fiルーターの再起動方法は、2つのパターンがありますので、ご自身の環境を確認して試してみてください。

壁のLANポートと直接つながっている場合

壁のLANポートにWi-Fiルーターが直接つながっている場合は、次の方法で再起動が可能です。

  1. Wi-Fiルーターの電源アダプターを抜く
  2. 5分ほど待つ
  3. 電源アダプターを再度接続する

1ONU(回線終端装置)とつながっている場合

Wi-FiルーターがONU(回線終端装置)とつながっている場合は、抜き差しする順番に注意が必要です。

  1. ルーター→ONUの順番でそれぞれの電源アダプターを抜く
  2. 5分ほど放置する
  3. ONUの電源アダプターを入れる
  4. しばらく待って、ONUのランプがある程度ついてかWi-Fiルーターの電源アダプターを入れる

ルーターを再起動・再接続しても回線速度が改善しない場合は、使用しているLANケーブルの規格がCAT6以下となっている、遮蔽物の影響で速度が低下しているなどの可能性も考えられるため、本記事に掲載してある別の方法も試してみてください。

すべて試してみても通信速度が改善しない場合はWi-Fiルーターの故障も考えられますので、メーカーに問い合わせたり、買い替えを検討したりしましょう。

Wi-Fiルーターと機器の距離を近づける

Wi-Fiルーターと機器の距離を近づけると、通信速度が改善する可能性があります。なぜなら、電波はWi-Fiルーターに近ければ近いほど強く、また、他の電波と干渉するリスクも軽減するからです。

Wi-Fiルーターと機器の距離を近づけるときの手順について紹介します。

  1. Wi-Fiルーターを利用する場所の高い位置に置き、機器をなるべくルーターに近づける
  2. 機器の間に壁や障害物がある場合は、できるだけ直線的な距離にWi-Fiルーターを配置する

この手順を踏むことにより、Wi-Fiルーターの電波を機器が強く受信できるようになり、品質の安定も期待できます。

回線テストを試してみて改善が見られない場合は、他の方法を試してみましょう。

接続している端末の数を減らす

インターネット回線が遅いと感じた場合は、Wi-Fiルーターに接続している機器を減らすと速度が改善されることがあります。

接続している端末が多いと発生する原因には次のようなものがあります。

Wi-Fiルーターに複数の機器が接続されていることで起こる障害の一例

帯域幅の分散複数の機器が同時に接続すると、帯域幅が分散されて各機器に割り当てられる容量が少なくなり、インターネット回線の速度が低下する可能性がある
Wi-Fiルーターのリソースの不足多くの機器が同時にデータを送受信すると、ネットワークリソースが不足し、ルーターの処理能力が低下してインターネット回線の速度が遅くなることがある。

このような場合は、1台のWi-Fiルーターに接続する端末の数を減らしてみましょう。

1台に接続する端末を減らす方法は主に3つあります。

  • Wi-Fiルーターに接続する端末を最小限にする
  • 同時接続台数上限が多い機器に買い替える
  • Wi-Fiルーターを増設する

すぐにできる方法はWi-Fiルーターに接続する端末を最小限にすることですが、同時に接続できる台数が減少するため、支障が出ることも考えられます。そうした場合は、同時接続台数上限が大きいものに買い替えるのも1つの方法でしょう。

Wi-Fiルーターを増設する方法もありますが、セッティングの手間がかかることや、接続機器の切り分けも必要となるため、上級者向けの手段といえます。

ただし、無線LANルーターを買い替えた場合や、増設した場合でも、もともとの光回線の通信速度が遅い場合には、劇的な通信速度の改善は見込めません。その場合は、光回線の見直しや、利用しているプロバイダーの見直しも検討しましょう。

周波数帯を変更する

Wi-Fiには2.4GHzと5GHzの周波数があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

周波数帯域メリットデメリット
2.4GHz長い距離での通信が可能幅広い範囲で利用されており、互換性が高い障害物がある場合でも電波が届きやすい周囲のWi-Fiネットワークや電子機器との干渉が起こりやすい利用者が多い場所では混雑しやすい5GHzに比べて通信速度が遅いことがある
5GHz高速なデータ転送が可能周囲のネットワークとの干渉が少ない同時に複数のデバイスを接続しても通信品質が向上する電波の届く範囲が狭く、壁などの障害物による減衰が大きい通信距離が2.4GHzに比べて短い古いデバイスや一部の周辺機器が5GHzに対応していない場合がある

適切な周波数帯域は、利用環境やデバイスの対応性を考慮して選択する必要があります。

一般的に5GHz帯域の方が電波干渉は少なく、通信速度が速いですが、遮蔽物に弱いため、異なる部屋や階下を隔てると通信速度が低下するなどのデメリットもあるのです。ネットが遅い・接続が切れるなどの症状が見られるときは、周波数を変更してみて改善するか確認しましょう。

中継器を設置する

中継器は、Wi-Fiルーターからの電波を受信し、それを増幅・拡張してさらに広い範囲に送信します。これにより、電波が届きにくい場所でも安定した通信が可能です。

たとえば、Wi-Fiルーターが1階にあるときは、2階や奥の部屋など遠い場所では電波が弱くなることがあります。そのような場合は、中継器を設置することで電波の届きにくさを解消できるようになるのです。

Wi-Fiルーターと中継器を併用することで、機器から遠い・障害物がある場所でも信号の到達範囲を広げることができます。

また、最近では「メッシュWi-Fi」と呼ばれる、中継機と無線LANルーター親機の上位互換のような仕組みの装置も販売されているため、そちらもあわせて利用を検討してみましょう。

有線(LANケーブル)接続を試してみる

インターネット回線は、Wi-Fiルーターを利用した無線接続よりも、有線(LANケーブル)接続の方が安定しています。そのため、無線接続で回線状況が安定しない場合は、有線接続を試してみるのも改善方法の手段の1つです。

Wi-Fルーターによる無線接続と有線接続は、インターネット回線の速度そのものに違いはありません。しかし、有線接続は他の電波の干渉を受けにくいことから、回線が安定し、結果として速度改善につながる可能性があるのです。

有線接続に切り替えても速度が改善しない場合は、ケーブルの故障やプロバイダー側の問題が考えられるので、他の原因を探ってみましょう。

回線・プロバイダーが原因でインターネットが遅い場合の対処法3選

回線・プロバイダーが原因でインターネットが遅い場合の対処法3選

端末やルーターの他、回線・プロバイダーが原因でインターネット回線に不具合が生じることも考えられます。

その場合には、次のような対処法が有効です。

  • カスタマーサポートに通信障害が起きていないか問い合わせる
  • 接続方式を変更する
  • 配線方式を変更する

回線やプロバイダーが原因の場合は、対処法を試してもすぐに改善しない可能性があります。その場合は、状況が復旧するまで待ちましょう。

カスタマーサポートに通信障害が起きていないか問い合わせる

プロバイダーや使用している光回線自体に通信障害が発生していることが原因で、回線速度が遅くなるときもあります。そのため、使用しているプロバイダーの公式サイトやSNSの公式アカウントをチェックして、障害が発生していないか確認してみましょう。

障害が発生していることをプロバイダー側がすでに把握している場合は、公式サイトなどで状況や復旧予定のめどが公表されていることが多いです。公式サイトで公表がなければ、カスタマーサポートに連絡すると問題が解決する可能性があります。

問い合わせる際は、不具合の状況(ネットが遅い・接続が不安定など)を具体的に説明するようにしましょう。サポート担当者は、ユーザーの情報を元に解決策をアドバイスしてくれます。もし、プロバイダー側に問題がない場合に関しても、利用している光回線に何かしらの不具合が発生している場合は、プロバイダー側も把握しているケースが多いです。

接続方式を変更する

回線速度が遅いと感じるときには、接続方式をIPv6に変更することで解決する場合があります。

IPv6は、インターネット上のデバイス同士が通信するための新しい規格であり、旧規格と比較すると、混雑しにくくなっているため、結果として通信速度が速くなる傾向があるのです。

それまで使用していたIPv4とIpv6の主な違いは次のようになっています。

IPv4IPv6
アドレス形式32ビットのドット区切り形式128ビットのコロン区切り形式
アドレスの数約43億個のアドレス圧倒的な数のアドレス (約340未満の10進数値)
アドレス
枯渇問題
割り当てられるアドレスが不足している現在のところ、不足することなくアドレスが割り当てられる

上記の表からもわかるとおり、IPv6はアドレスの枯渇問題を解消するためIpv4よりも簡単にアドレスが割り当てられ、スムーズにネットワークに接続できるようになります。セキュリティやネットワーク構成の改善も期待されるので、より安全にネットワークに接続できると言えるのです。

また、現在の接続方式の確認方法やIPv6への変更の仕方は次のとおりです。

【IPv6の確認方法】※全デバイス共通

下記URLにアクセスすると、現在利用しているインターネット回線がIPv6かどうか判別してくれます。

>>あなたのIPv6接続性をテストしましょう。

その他、デバイスごとの調べ方は下記の通りです。

デバイスの種類確認方法
PC
(Windows)
Windowsのアイコンをクリックして「設定」を選択「ネットワークとインターネット」から「ネットワークの詳細設定」→「ハードウェアと接続のプロパティ」を選択「IPv6アドレス」のどちらが表示されているか確認する
スマホ
(Android)
「設定」アプリからWi-Fiネットワークの一覧を開く接続しているネットワークをタップして、ネットワーク状況を確認「IPアドレス」の項目に「IPv6アドレス」が表示されているか確認する

IPv6は新しい接続方式のため、契約しているプロバイダーが対応していないこともあるため注意してください。

プロバイダーがIPv6に対応していれば利用可能ですので、IPv4で接続されていて切り替え可能だった場合は、まずは利用しているプロバイダーに連絡をして、IPv6利用オプションを有効にしましょう。

IPv6への変更方法は以下のとおりです。

デバイスの種類変更方法
PC
(Windows)
コントロールパネルより「ネットワークの状態とタスクの表示」を選択「アダプタ設定の変更」を選択「イーサネット」を右クリック→「プロパティ(R)」を選択「ネットワーク」タブを選択し、「インターネット プロトコル バージョン 6(TCP/IPv6)」にチェックを入れた後に「プロパティ(R)」を選択「IPv6 アドレスを自動的に取得する(O)」「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する(B)」をそれぞれ選択したうえで、「OK」を選択「イーサネットのプロパティ」の画面に戻ったのを確認してから「閉じる」を選択
MacOSXシステム環境設定を選択するネットワークを選択→詳細を選択TCP/IP」を選択「IPv6 アドレス」が表示されているか確認する
iPhone設定→Wi-Fiの順に選択接続中のネットワーク名の右側にある「iマーク」を選択する「IPv6アドレス」の項目にアドレスが表示されているかを確認する
Android「設定アプリ」を起動「ネットワークとインターネット」から「モバイルネットワークを選択」「APN」→「APNの編集」を選択「APNプロトコル」の欄が「IPv4/IPv6」になっていることを確認

参考:So-net/ワイモバイル

※iPhoneは、IPv6が使用できる環境であれば自動で切り替えられます。

IPv6へ設定変更すると、インターネットの通信速度が改善される可能性があります。デバイスの設定画面を確認し、IPv6に対応している場合は積極的に設定を変更しましょう。

配線方式を変更する

配線方式を変更することは、インターネットの速度向上に役立つ対処法の1つです。特に、電話回線(VDSL配線方式)やLAN配線方式(電柱から共有スペースまでは他の方式と同じように光ファイバーケーブルを引き込み、各住宅まではLANケーブルで繋ぐ配線方式)では、速度が十分に出ない場合があります。

電話回線(VDSL配線方式)では、電話回線を通じてインターネットに接続されますが、回線の品質や距離によっては速度が制限されることがあります。これはLAN配線方式でも、配線の品質や長さによって同様のことが起こる可能性があるのです。

対処法としては、より高速な配線方式への変更を検討することをおすすめします。光ファイバーなどの高速なインターネット接続方式を利用することで、より高速で安定したインターネット接続が可能です。配線方式の変更により、インターネットの速度が向上し快適なネットサーフィンの実現が期待できます。

ただし、この方法は戸建住宅など、単一世帯で回線を引き込んでいる場合のみしか配線方式を変更できないケースが多く、集合住宅など、管理会社が一括して回線契約を行なっている場合は変更することが難しい場合がほとんどです。そういった場合は、光回線を用いての高速インターネットを実現できる可能性は極めて低くなります。ホームルーターの導入など、光回線以外でのインターネット手段を探した方が良いでしょう。

インターネット回線の通信速度目安はどのくらい?

インターネット回線の通信速度目安はどのくらい?

インターネット回線の通信速度がどれくらいあれば良いのか、「やりたいこと」別に一覧にまとめました。

ぜひ、参考にしてください。

通信速度の目安

メッセージの送信テキストのみ:1Mbpsファイルのダウンロードがある場合:〜10Mbps
メッセージの受信テキストのみ:1Mbpsファイルのダウンロードがある場合:〜10Mbps
動画視聴20〜30Mbps
リモート会議下り上り共に3Mbps以上(安定させたい場合は10Mbps以上)
オンラインゲーム30Mbps〜100Mbps

回線に問題がなければ、通常の光回線の速度は、上り・下りともに100Mps以上出る場合がほとんどです。

インターネット回線が遅いと感じるときは、回線速度を計測してみると良いでしょう。

現在使用している回線速度を計測する方法は次のとおりです。

  1. Speedtestなどの回線速度を計測できるサイトを開く
  2. 表示される「GO」や「測定開始」などをクリック(何もしなくても速度が計測できるサイトもある)
  3. 計測が終了すると、このような結果が表示される

画像参照元:Ookla Speedtest

速度を計測してみて、極端に遅いようであれば、回線に不具合が生じている可能性があります。その時は、紹介した対処法を試し、改善されないようならメーカーやプロバイダーに問い合わせてみましょう。

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まとめ

ここまでで、インターネットが遅くなる原因やその対処方法について詳しく説明してきました。インターネットの回線速度が遅い原因には、単純な接続設定以外にも、プロバイダーや光回線そのものが原因となっている場合など、多岐にわたることがお分かりいただけたと思います。原因を探り、適切に対処することで通信速度が改善するケースも多いため、ぜひ試してみてください。

速度低下の原因としてプロバイダー起因が考えられる場合は、乗り換えるのも1つの方法です。乗り換えるのであれば、月額料金やキャンペーン、実測通信速度など、さまざまな角度から比較検討することをおすすめします。用途に適したサービスを利用して、快適なネットサーフィンを楽しみましょう!

2023/09/06 2024/01/18
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